2025.11.16 up
イベントのお申し込みはこちらからどうぞ
書とあそびで“わたしを知る”体験をしませんか?
「なぜこの子はこんなふうに感じるのか」
「自分はなぜ、この行動に反応してしまうのか」
その背景には、わたしたち一人ひとりがもつ“感情”“感覚”“認知の特性”があります。
Art Play Worker養成講座は、認知心理学・発達心理学の理論をベースに、
墨を使った創作体験『すみあそび』を通じて、内的な気づきを深める実践講座です。
感性をひらき、自分自身を理解することで、子どもたちや他者との関係にも新たな視点が生まれます。
・・・Art Play Workerとは・・・
Artとは、芸術という意味だけではなく、建築、学問、文学、あらゆる創造物であり、そういった意味では自分の人生(生きる道)もArtに含まれ、「人生を遊ぶ研究者」とも訳すことができます。芸術分野に限らず、対人援助に必要な表現と遊びを研究する人、という意味を込めた新しい用語です。
困っているのは誰なんだろう?
特別支援を学び続け、この教育の方法こそがすべての子どもたちに必要だ、と思ったことが何度もありました。
ところが実際には大人のわたしたちが集団の中で学んできたことが、他者とあわせていくことだったりします。
それが苦しくなると、自分のせいにしてしまう。
自分が違うんじゃないかと不安になってしまう。
それゆえに、教育や福祉に携わる大人や、保護者の方が恐れを感じ、他者と異なる行動に対して敏感になり、過度に制限(あるいは心配)をしてしまう、ということが「指導」や「支援」という形になってしまうこともあるのかもしれないと感じることが多々ありました。本当に困っているのは、支援する大人側の生きにくさ、枠組みなのではないか、と感じるようになりました。
繊細な感覚で対等な関係を保つとは?
そういう大人の「枠」を外してくれたのが、「すみあそび」という場でした。
あそび、と言うとなんとなく「ダイナミックなあそび」「身体を動かすあそび」「誰かと一緒にあそぶ」「わいわい楽しく」のイメージを持ってしまいがち。しかし、遊びの定義は「自主性」「自己完結性」「自己報酬性」の3つであると言われます。意味や、目的や、そういったものを求めず「自分自身」の感覚に忠実になれるかどうかです。
これらを大人がどう感じ、満たしてきたのかを追体験しながら、自分自身の感覚に徹底的に繊細になっていくことで、観察ができるようになっていきます。すみあそびを通して、それらをとことん感じ、さらには裏付けとなる理論を学ぶことで、繊細な感覚を保持したまま子どもや、対象者と対等関係を築けるようになっていく、そのための基礎を実践(身体感覚)と理論で学び、最終的には自分自身が表現者として「表現し発表する」ところまで味わえる講座です。
\このような方へ/
◉保育・教育・福祉・心理など、子どもと関わる専門職の方
◉理論だけでなく、自分の感覚を通した実践を求めている方
◉子どもや他者の行動の背景を、認知や発達の視点から理解したい方
【体験会&説明会概要】
– 実際の「すみあそび」体験(墨を使った自由な表現)
– 講座の背景にある理論(認知心理学・発達心理学)をご紹介
– 養成講座のカリキュラム説明&質疑応答

※すみあそびワークショップの様子
[日時・会場]
2025年11月24日(月) 10:30〜12:00
アトリア参宮橋(東京都渋谷区代々木4丁目
10:20受付
10:30すみあそびワーク開始
11:30シェア・説明会タイム
12:00ランチタイム
[参加費]
ランチありのプラン
一般・ランチ付き:4,500円
アトリア関係者・ランチ付き:4,000円
親子ランチ付き:7,500円
(tsugukotocafeのランチプレート・ドリンク付きとなります)
◯定員5名
ランチなしのプラン
一般・ランチなし:3,000円
アトリア関係者:2,500円
親子:5,000円
(すみあそび体験会のみの参加です)
◯定員5名
[お申込み]
Peatixページからお申し込みください。
[Art Play Worker養成講座とは]
「アートプレイワーカー」とは、あそびと表現を通して、人が自分自身と出会い、他者とつながり直すプロセスを支える人です。
心理学(感情・認知発達・成人発達理論)と芸術療法の視点をベースに、すみあそび(墨を使った自由な表現)を実践しながら、自己理解と他者理解を深め、自分自身の「在り方」に気づく講座です。
アートプレイワーカーは、教育・福祉・医療・企業など多様な現場で、
・人が安心して表現できる「場」をつくる
・違いを肯定し、多様性を力に変える
・表現を通じて、未来を共に考える
そのような役割を担う存在です。
「あそび」と「アート」と「心理学」を架け橋にした、新しい学びのかたち。
人と関わるすべての仕事に活かせる内容です。
[講師紹介]
朱紅 icco / 櫻井育子
書家・発達コーディネーター・カウンセラー
はみだすラボ・Art Play Worker主宰
宮城県在住、生涯発達支援塾TANE代表。
特別支援教育・心理・芸術表現を背景にしたオリジナルワーク、誰でも調子にのれる「すみあそび」を各地で展開。
小学校、特別支援学校教員として教育現場に携わり、2016年に独立。適応することではなくそれぞれの違いを魅力に変える場を
創造したいと願い、生涯発達支援塾TANEを立ち上げる。
感情・認知・発達理論を土台に、“在り方”を探求する書を通した表現の実践を行う。
フリーランス教育者を育むオンラインコミュニティ「はみだすラボ」、「Art Play Worker養成講座」などを主宰し、
教育・福祉・企業・地域コミュニティにおける“人の学びとつながり”をデザインしている。
[ひとこと]
「表現することは、自分を知ること。
感情や感覚を見つめる時間が、私たちの“在り方”を変えていきます。
評価されるための表現ではなく、“生きるための表現”を一緒に体験しましょう。」
◎この講座は、朱紅iccoとアトリア参宮橋の共創によって開催いたします
【Atlya参宮橋について】
アトリアは「ワタシクリエイト」というコンセプトを共有するオンライン&オフライン両輪のフィールドで活動するコミュニティです。
オンライン上にはWEBマガジンを通じたプラットフォームを、また 「働く」と「生活」をもっとシームレスに、100 通りの働き方を創造するコークリエイションスペースを2018年4月渋谷区参宮橋にオープンしました。
クリエイターや企業が集い、コークリエイションを展開していく空間です。
そして同スペースには味噌汁を中心にした一汁三菜の食事・カフェサービスを提供するカフェラウンジ「tsugugoto cafe」も兼ね備え、地域に開いた場所として自然な交流が生まれるコミュニティを目指します。
http://atlya-co.com/